昨年の11月。
砥峰高原へ出かけました。
所謂撮影会というもので、初めましての方が殆どで、今までの私からすれば初体験の事ばかりでした。
その子は遅れてやって来ました。
第一印象は「最近の可愛い子」。
ファッションやお洒落に敏感で、個性的で自分を持っている、そんな風に感じたのを覚えています。
慣れない撮影会で、たくさん撮りました。
色んな経験が出来て、とても良い日になりました。
その、帰り道の事です。
その子と隣り合わせで約1時間。
もともと人見知りではないタイプなので、お互い話が尽きなくて。
バンドが好きだったり、アートが好きだったり。とにかくずっと話していた記憶があります。あっという間に解散の駅に到着し、また個人的に撮らせてくださいと約束してその日の撮影会は終わりました。
それから半年。
もう何度かわからないくらい、一緒に出掛けて、撮影して、次の計画を立てて、小道具を見に行って。
真夜中の衣装合わせはもう定番で、服は勿論、メイクから髪型、頭のてっぺんから足のつま先まで(靴下だけじゃなくてネイルの色まで!)。
こんなイメージでこういう場所で、こんな感じで撮ろう!
この時間にこの場所で、これを使ったら可愛い!
そんな話をするだけで、時間なんて足りないくらい。したいことを書いたリストにはもう、いくつもはなまるがついています。
小さなケーキを頬張って顔中に生クリームをつけている女の子
芝生の上でクッキー
子供みたいにアイス
くしゅくしゅお団子でパジャマ
カラフルウサギ
街中
ハッピーバースデー
森感