写真は撮るもの、その時の感情、出会うものによってくるくる形をかえていく
しかも写真は作品化が早いから、表現を変えやすくありのままを映してしまうアウトプットだと思う
Q
私は自分の写真に対して統一感がなくて不安定だと思っている
だから撮るものに統一感のある人にとても憧れる
綺麗なものと歪んだもの、人とモノ、光と影、自然と都会、作りこんだ世界も日常も全部それぞれ好きで、カメラも色んな種類を使いたい
逆を言うと絶対こうじゃなきゃ撮れないというこだわりがない雑食系だ
「統一感」を意識したほうがいいのかな、これって私っぽくないのかなってか私らしさってなんだよと悩んだ時もある
私だっていつも安定した世界観の中で穏やかな写真を撮りたい(撮れない)
でもそんな希望とは裏腹に自分も環境も日々めまぐるしく変化してしまう
ーーーえっと、なんで自分を抑え込んでるんだっけ?
「変化によって写真も変わっていくことは自然なことで、それって自分に正直だし人間っぽくていいじゃんそれで」ふと閃いてそんな自分を受け入れることにした
A.
少し話は変わるけど、ある本で「表現者は今をつかまえるプロだ」という一文を見た
その通りでいろんな環境の中で沸いた感情、そこで出会った人と過ごしたその日、そしてシャッターを切る瞬間は紛れもなく「今」しかないのだ
この時のお写真が好きですって言われても「過去」と同じものは撮れない
だけど前よりもっといい写真を「今」撮るからちょっと待ってて
「日々変わっていっていいじゃん」これが今の私の答えだ
今の自分が好きなものを自由に表現しよう
その中で自分の軸となるものがきっと見つかるはず
たくさん迷って揺らいだ中で変わらないものが答えだよ
もしもし5年後の私へ、どんな写真を撮っていますか?
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