好きなものは好きだからしょうがない
好きなものは大声で主張したい
好きなものは誰かに伝えたい
好きなものは確かに表現したい
きらいなものはきらいでいいし
無理に合わせる必要もない
要らないものは捨てたらいいし
必要なものだけ抱えていられたらいい
必ずしもことばにしなければいけない事もないし
ぼんやりと霞んで説明出来なくても構わない。
好きなら好きで、それでいいと
それが誰かに伝わっていればもうそれだけで
みんなに好きと言われるよりも
誰よりもあなたに届いていればいいと
最近はそう思う。
理不尽でバカげていて
冷たくてたまにどうしようもなく孤独で
ふやけた湿っぽい空気の中で
こんなぼやけた世界で
それでも誰かに届けたいこんな思いは
寝言のように曖昧で、
けれど
きみがあって
ぼくがあって
もうそれだけで充分だった。
だから。